昨日は、いろんなことが身の回りで起きた。
続きの話がある。備前焼まつりは、ちょっとした歩行者天国の如く、わんさか人が集まっていた。小春
日和ならぬ、小夏日和の西日をまともに受けながら、随分歩いた。暑かった。
夜は、帰宅途中で、町の本屋さんへ立ち寄った。私は来年のカレンダーを探している。
その後、駅近くの店に入り、食事をした。薄い仕切り板で隣の席と接している和食の店だった。私達が
食べている間、隣の席の中高年の男女4人組は、ずっとしゃべりまくっていた。それも、大声で。実際声がよ
く聞こえてきたのは、二人の男女の話し声だったが、とにかくその会話の内容が可笑しかった。
4人はたぶん親戚か夫婦同士で、身内の法事か結婚式の帰りだったと思われる。4人の顔も姿も全
然見てないので、想像であるが。
「○○男さんは、本当は△△子さんのことが昔から好きで、彼女と結婚したがっていたのよ」 「本当
か?僕はそんなことは知らない。今初めて聞いたぞ。だいたいあの二人は、いとこ同士ではないか」
「だから結婚せんでよかったんよ。◎◎子さんの方が美人だし、◎◎子さんと結婚してよかったわ」
「そりゃそうだわな」
「◇◇子はあいさつをしない子だ。最近はそういう子が多くて困る」 「現代の教育が悪いからよ」
「うちのかみさんは、ホテルのバイキング料理を食べる時、お皿に山盛り料理を入れてきたから、わし
はびっくりしたで。あれで、顔が腫れてしもうたんや」
こういう感じで延々と会話が続いていた。プロの映画やドラマの脚本家とか、作家なら、こんな話を聞
いて、どんどん面白い筋書きに発展させていくのかもしれない。
大掃除、講習会、祭りの会場散策…、本屋で徘徊…、見知らぬ4人組の個人情報話、よく動いてよく聞
いて、今日は疲れた。
これから寝ようとした時、オジサンが今日本屋で買った音楽雑誌のことを思い出した。9月に企画され
たビートルズ特集の本だ。その時のアンケート結果が増刊号に出ているらしいのだ。
そして、これが、本日の、とどめの重大事件であった。
パラパラと、「あなたが選ぶビートルズ名曲ベスト100」 のページを眺めていた。私が選んだ曲は何位
にランクされたのだろう?
そして、私は、「ギョエーッ!!」 と悲鳴をあげた。夜中にこんな奇声を発するのは、ゴキブリと対面し
た時だけだ。
点のような小さな活字に、自分の目が点になった。「コメントは書かなくてもよい。匿名でもよい」 と注
意書きがあるのを、ハガキを投函した後に気付いたが、「まあ、ええわ、自分のコメントが出るわけない
んだから」 とさして気にもしてなかった。しかし、紛れもなく、自分の名前とコメントが出てしまっていた。
冷静に考えると、アンケートは3000通程だから、その内コメントを書いた人、その中で自分が選んだ
曲と同じものを書いた人、となると、かなりしぼられて、結構確率が高いような気がする。
それにしても、まさか記載されるとは!!
あの時、やっとの思いで曲を選んで、コメントを書いて、書き上げた時点で満足したから、控えもとって
ない。今改めて読むと、こんなことを書いていたのかと、とても恥ずかしい気分になる。
なんか凄い一日だった。