今朝は、不燃ごみの日。
最近は、わりと定期的に出しているので、一度に運ぶ量は少ない。
しかし、ビンとか缶が主体なので、一袋でも重い。
今朝は、収集時間ぎりぎりに家を出た。
不安は的中した。
いつものゴミステーションには、何も残ってなかった。 間に合わなかったのである。
でも、ここで諦めるわけにはいかない。
1区画向こうのステーションまで急いで行けば、間に合うことがあるからだ。
間に合わなければ、重い袋を抱えて、みっともない格好で3倍ぐらい歩かなければならない。
これは、もう賭けに等しい行為だ。
隣のステーションが見えたその時、収集車がやって来て、止まった。
ああ、よかった、間に合った!
がらんがらんと、ごう音をたてている車を見ながら、近づいて行った。
収集車の作業音が続いている間に到着できると思っていた。
その時、収集車の運転席ドアが開き、中から作業員が降りてきた。彼は、ステーションのゴミを車の後
部開口部へ放り込むとばかり思っていた。
ところが、彼は、すたすたと、こちらへ向かって歩いて来た。
「えっ、なんで?」 と予期せぬ出来事にやや戸惑っている私だった。
私のすぐ側に近寄って来た彼は、黙って私のゴミ袋を取り、そのまま収集車の方へ向かった。
「ありがとうございます」 と言うのがやっとだった。
ああ、なんて親切で、行き届いたサービスのできる人なんだろう!
内心は、「早く済ませたいのに、クソっ、めんどうなヤツが来た」 と思っていたかもしれない。
そう思われても仕方がないくらい、私は、たらたらと歩いていた。
自分の仕事に誇りを持って、一生懸命働いている人は美しい。
朝からとても清々しい気分になれた。