2013年8月21日水曜日

その一言で

近所のスーパーには、ペットボトル、アルミ缶等の回収コーナーがある。
たぶん、多くの店でこのようなリサイクル活動をしていると思う。

少し前の出来事だった。
回収ボックスにペットボトルを入れている時、うっかりして1個を床に落としてしまった。
落ちたペットボトルが側にいた老婦人の足に当たった。
婦人もペットボトルを回収ボックスに入れようとしているところだった。

「あぁ、ごめんなさい」
咄嗟に彼女に謝った。
ボトル自体は軽量だが、少しでも当たれば多少の痛みは伴うし、不愉快な思いをさせてしまったはずだ。

ところが、婦人は、そのことには嫌な顔も見せずに、こんな言葉を発した。

「やっぱり潰した方がいいんじゃね」
婦人の持ち込んだペットボトルはどれも潰してなかった。

私のペットボトルを見て気付いたようだ。
「潰した方が入れやすいですよ」 と答えると、婦人は「あはは」 と笑った。

あの時私が知らん顔をしていたら、こんな会話はなかったと思う。
当たり前で、普通のことだけど、謝ってよかった。

0 件のコメント: