2008年5月21日水曜日

甲子園球場 ④

 試合前にダイエーで買った凍ったペットボトルのお茶は、思いの外なかなか溶けてくれなかった。かなり暑かったのだが、喉にちょっとずつしかお茶が流し込まれないので、いじいじした。結局このお茶は、我が家に帰ってからも、まだ氷の塊は残っていた。

 いつもの感想だが、球場で見る試合は、視野が広くなり、目線がいろんな所に移るので、試合に関係ない所を気にして、肝心の試合を見てない時がある。試合経過だけに限れば、テレビ観戦の方がよっぽど分かりやすい。ヒットを打ったところ、得点場面、素晴らしいファインプレー…全部リプレーで再現してくれる。解説付きで。

 それでも、やっぱり生で身近に見る臨場感は、球場でしか味わえない。観客の反応を見るだけでも楽しい。数年前の弱かった時代に比べると、観客の品の悪い罵声は聞こえなくなった。

 試合の合間に場内アナウンスで、「**からお越しの◇◇さま、△△さまの携帯電話にご連絡ください」というのが聞こえ、可笑しかった。随分丁寧なアナウンスだ。かつて、郷里の地方球場で観戦した時、「○○さま、会社へお電話をおかけください」というのがあり、「わ、かわいそう!」と同情したことがある。

 我が家に帰ってから、お仏壇の両親に野球の報告をし、今日のヒーローの鳥谷と、最後のリリーフ藤川の背番号クッキーをお供えにした。本当は、もう一人のヒーロー岩田のを供えたかったのだが、彼のクッキーはなかった。この次甲子園に行く時には、彼のもできているといいな。

 昨日の新聞に、新しい甲子園球場の完成イメージが出ていた。観客席の座席下に荷物置き場ができるそうだ。これにより、応援が随分楽になると思う。現状の座席は、前後の間隔がとても狭く、そこに荷物を置くため、通路を通る人は、その度に「すみません、すまません」と何度もことわりを言っている。座っている人も、誰かが通る度に、荷物を動かし、足を浮かせたり横に向けたりしなければならない。ただでさえ、阪神ファンは応援グッズが多いから大変だ。その不自由さが少しは緩和されそうである。

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