林真理子さんの、新聞連載小説「下流の宴」 が終わった。
私がこの小説を毎日読み続けていたなら、ここで、読書感想文の記事が書けるのだけど、そうはならな
いのだ。
気になる小説ではあった。
最初から読めばよかったと後悔している。 気が付いた時点で、すでに遅かった。
時々、何回か読んだことがある。でも、長編小説の途中だけ読んでも、それは、全く意味がない。
彼女の、はぎれの良い文体にも興味をそそられたが、私がこの小説欄に目を留めたのは、
挿絵だった。
毎回、毎回、それは興味深い挿絵が登場していたのである。 水上みのりさんの画だった。
挿絵を見て、何度も吹き出しそうになった。
昨日の朝刊に、連載を終えた林真理子さんのエッセイが出ていた。
その冒頭に、こう書かれていた。
「新聞連載は、私の大好きな仕事である。リズムにのって書き始めると、もう楽しくてたまらない。まるで
小説の神さまが味方しているかと思えるほど、ストーリイのアイデアが浮かんだり、ネタが向こうからや
ってくるのだ~ (原文のまま) 」
こんなに明るく前向きな気持ちで書かれていた、「下流の宴」 の単行本は、3月に刊行の予定である。
今から楽しみだ。
でも、水上みのりさんの挿絵は見られないと思うと、それがとても悔やまれる。
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