2020年3月5日木曜日

算盤橋 (そろばんばし)

最近訳あって、
井伏鱒二の「集金旅行」を読んだ。
書店で探すか、アマゾンで文庫本を購入するか迷っていたが、
何と我が家の書棚に「井伏鱒二全集」が並んでいた。
文学全集は義父の遺品であった。




この作品で、
衝撃的だった場面というか、印象的な言葉は、

「算盤橋」であった。

「そろばんばし」

一瞬何のことだろうと首を傾げたが、

岩国の「錦帯橋」のことである。

文脈から想像して「錦帯橋」が登場する場面なのに、「錦帯橋」だとは一言も書かれていなかった。
「錦帯橋」は絶対的な固有名詞だと信じていたのでかなり面食らった。

検索すると、
錦帯橋の別称のひとつで、
川面に映る姿がそろばんの玉に似ているからだと知った。
ああ、そうなんだ。
でっかい玉だね。
錦帯橋は実際に訪れて渡ったことがある。
算盤玉に見える橋の風景を見てみたい。
現在でも地元民たちは「算盤橋」と呼んでいるのだろうか。


2 件のコメント:

koutoku さんのコメント...

なるほどね~!、確かに 錦帯橋の写真では、川面に映った橋とで「算盤の玉」の様には見えますね。(*^_^*)

ここって、渡るのに お金が居るんですよね、今もかな?。

遠い昔、家族旅行で行って 朝早くだったので 番小屋が閉まっていて 料金箱が出ていたが、
入れる人は 誰もいなくて、タダで往復して来たのを 思い出しましたよ~!。(笑)

gongitune さんのコメント...

koutokuさん、こんばんは。
コメントをありがとうございます。

錦帯橋は何度か訪れたことがあります。
料金のことが気になり、調べてみると、錦帯橋、ロープウェイ、岩国城へのコース料金
が設定されています。
錦帯橋を渡るだけの料金もありますが、時間外は料金箱を利用するのですね。
過去には天災や人災も含めて何度も修復されたそうなので、文化財を守るためには
入橋料が必要なんだと思います。
算盤橋という呼称も味わいがありますね。