2017年10月20日金曜日

赤毛のアンの世界 (長いです)

今年の10月は曇りや雨の日が多い。
10月某日、その日も朝から曇天だった。
gongitune は地元の某女子大学で講座を受けた。
友人が講座を申し込んで参加する予定だったが、彼女に急用ができたので gongitune に代わりに行ってくれないかと依頼された。当日は彼女の受講証を受付に提示して「****です」と彼女の名前を告げ、言わば、なりすましをすることになった。

講座の会場は大学の別館だった。
ホールの受付は2か所あって、一つの受付前には長い列ができていた。
gongitune は空いている方の受付に行き、「****です」と名乗って受講証を見せた。
受付の人は手元の名簿の中から****の名前を捜しているようだったが、あれ?という顔をされた。ありゃ、なりすましがバレたか、と一瞬不安になった。
受付の人は、「〇〇先生の講座ですよね?」と確認された。いや、〇〇先生は知らない人だ。
「こちらは、建築学~講座ですけど」と言われ、やっと受付場所が違うことが分かった。
隣の長い列に並ばなければいけなかった。

こちらがその講座名↓

赤毛のアンの世界 ― 作者モンゴメリとその作品をもっと知る ―
建築学云々ではございません(笑)

前置きがとても長くなった。

「赤毛のアン」の作者モンゴメリについて研究されている梶原由佳先生が講師だった。
梶原氏はカナダのトロント在住で、この講座のために一時帰国されたそうだ。
講座を主催している女子大学の文学部教授の方と懇意だそうだ。(詳しくは知らない)

モンゴメリの生い立ちや彼女の家族、生涯で関わった人々とのエピソードを交えながら彼女の愛読書と著書についてお話しされた。
その内容をここで書き綴ることはとてもできないし、この記事の主旨ではないので、どうかお許しを。
梶原氏でなければ知り得ないような貴重なお話が聞けたと思っている。
モンゴメリと関わりのあったG.D.ロバーツというカナダ人作家は、ロンドンを訪れたことがあって、彼はケンジントンガーデンを散策した時に故郷のカナダを懐かしんだそうだ。
gongitune はカナダへ行ったことがないので、「赤毛のアン」の世界でしかカナダのことを知らない。想像することしかできない。
ただ、学生時代にロンドンのケンジントンガーデンを散策したことは覚えている。
小雨の降る中、公園を歩くのは心地よかった。
ロンドンは、他の何処へ行っても大勢の人々が行き交う賑やかな大都会だったけど、ケンジントンガーデンだけは観光客がいなくてひっそりとした佇まいだった。
だから印象に残っている。
その公園を歩きながらカナダに思いを馳せていた人物がモンゴメリの時代にいたのかと想像することはとても楽しかった。
今回の講座で gongitune 自身の体験と重なったのはこの部分だけだったけど、ちょっと嬉しかった。

講座終了後、講師を囲む懇話会が企画されていた。
こちらは自由参加(茶菓代が必要)だったが折角の機会なので受付で申し込んだ。
講座の受講料は友人が納めてくれていたのでgongitune は不要だった。
  




懇話会では、「赤毛のアン」の舞台プリンスエドワード島に因んだレシピで作られたフルーツケーキと岡山の銘菓大手饅頭のコラボとしてお菓子が振舞われた。




こちらのフルーツケーキがカットされた。↑↑↑


gongitune の右隣にはここの女子大4年生の可愛いお嬢さんが座った。
勿論彼女は赤毛のアンやモンゴメリのファンでいっぱい研究を重ねている女子大生だ。
左隣には名古屋から来られた熱心な赤毛のアンファンの女性、その隣には彼女が数年前に赤毛のアンツアーでカナダ旅行した時に知り合った広島の二人の女性が座った。
とにかく懇話会に参加した顔ぶれは途轍もないファン揃いだったのだ。
殆どが女性で、男性は3名だったかな。
赤毛のアンファンクラブがあるのを初めて知った。
凄い世界があるんだなあ。

懇話会では一人ずつ自己紹介をしたが、gongitune はうっかり本名を名乗ってしまった。
進行役の女性はメモされていたので、後でgongitune の名前が受付名簿にないことが分かるとgongitune は謎の参加者つまり不審者になっていたはずだ。

でも、楽しい講座と懇話会だったのでいいことにしよう。
梶原先生、ありがとう。
友人****さん、ありがとう。


2 件のコメント:

Toshi さんのコメント...

替え玉ということですね~。
少しスリルのある受講だったのですね。
赤毛のアンは、私は読んだこともなく、
また連ドラも見ておりませんでしたので、
内容はよく分かっておりませんが、
いつも妹が「Ann of Green Gables」
と良く言っておりました。
全然分かりませんがそれでも「Green Gables」と
聞くと緑豊かな中でアンは暮らしていたのかな?
と思いを馳せておりました。
あまり造詣が深くなく申し訳けございません。

gongitune さんのコメント...

Toshiさん、こんばんは。
Toshiさんにとってはあまり関心のない記事だったと思いますが、
丁寧にコメントくださって大変恐縮に存じます。
妹さんもアンのお話には思い出がおありなんでしょうね。
殆どの日本の女の子が「赤毛のアン」を何処かで読んでいるかアニメ
を観たことがあるのではないかな。
私の場合は小学校高学年の時に図書室で借りて読んだのがアンとの出会いでした。
たくさんあるアンのシリーズの中で、結局最初の1巻しか読んでいませんが。
いつまでも心に残る大好きな物語です。
今、朝ドラの再放送で放映されていることもあって、アンの人気
は復活しているようです。
原題は、「緑の切妻屋根のアン」だそうですが、「赤毛のアン」の
方がしっくり馴染みますね。
森と湖に囲まれた美しいカナダの自然の中でアンは青春時代を過ごしました。
舞台となったプリンスエドワード島にいつか行ってみたいと多くの
女子が憧れていると思います。
今回は友人の計らいで運よく替え玉として講座に参加する機会が得られました。
改めて作者モンゴメリへの敬愛の念を抱き、アンの世界の奥深さを実感
しています。