何かのセールの後片付けをしていた。
メイポールダンスが始まるみたいで可笑しかった。
メイポールダンスと言えば、
中学校の体育祭を思い出す。
我が母校では、毎年2年生女子がメイポールダンスを演技することが伝統的なプログラムになっていた。
1年の頃、来年は自分たちがあの華やかな演技を披露するのだと楽しみにしていた。
ところが、2年になって分かったのだが、中央のポールに向かって長いリボンを編み上げていくのは、選ばれたクラスの女子だけであった。
私達は、ポールから離れた場所でその他大勢のダンスをする役だった。
しかも、本番二日ぐらい前に突然振り付けを変えますとダンスの教師から言われ、みんな慌てた。
校舎の屋上でクラスの女子と練習したが、私は結局最後まで新しい振り付けが覚えられず、そのまま体育祭当日を迎えた。
本番でも訳が分からない状態で演技をした。
後日、体育祭のビデオを全員で観る時間があった。
メイポールダンスの映像を観た同じクラスのある男子が、
「うちの組の女子だけみんな違う動きをしている!」と言って笑った。
ちょっと安心した。
自分一人だけが違う動きをしていたら自分が間違えたことになるが、みんながバラバラの動きをしていたのだった。
あれは、先生の指導に問題があったのだと言い聞かせている。
ま、私達の動きがバラバラでも、メイポールダンスそのものの仕上がりには影響を及ぼしていなかっただろう。

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