今年の観戦は初めての交流戦だった。
対戦相手は、埼玉西武。
西武ファンが岡山にいるのだろうか?
どんな試合を球場に観に行っても、相手チームのファンはどこかにいた。
少数であっても必ずいた。
ところが、今回は、試合開始前にスタジアムの周辺をぐるっと歩いたが、西武ファンは見つけられなかった。
スタンドの席に座って、レフト外野席を見回したが、よく分からなかった。
試合が始まり、5回表に西武の4番打者がツーランを打ち、均衡が破れた。
その瞬間、レフトの外野席の上段ごく一部が揺れた。
3塁側内野席の所々で旗が振られ、歓声が聞こえた。
西武ファンは確かにいたのである。
外野席の上段に少しまとまっていたのと、内野席にパラパラちらほらと。
全部で何人いたのだろうか。100人位かな。
野鳥ウォッチングの会員なら数えられるんだろうなあ。
西武の選手は、誰一人として顔を知らなかった。
先制ツーランを放った浅村選手も知らない。
敵チームの顔を知らないという試合観戦を今までしたことがなかった。
やはり知っている選手がいる方が応援にも気合いが入ると思う。
巨人の◇◇とか、中日の△△とか憎たらしい相手がいるから応援に熱が入る。
その意味では、ちょっと拍子抜けの試合ではあったが、
そんなことよりも、
マスカットスタジアムで初めてサヨナラ試合を目の前で観ることができた喜びがとてつもなく大きい。
2-2の同点で迎えた9回ウラ、
新井良太がライトへ痛烈な当たりを打った。
ライト外野席の私達は、サヨナラホームランだと確信し、周辺は歓喜の渦に包まれた。
ところが、ふとグラウンドを見ると、何故か西武の選手達がまだ守備位置にいる。
え?
試合終了じゃないのか?
ぬか喜びであった。
新井の打球はフェンスを越えていなかった。
3塁打だった。
でも、サヨナラのチャンスであることには変わりない。
1アウトの後、
代打桧山がコールされ、再びスタンドは大興奮。
昨年マスカットスタジアムで観戦した人は、誰もが桧山の2年連続のヒーローになることを確信していたと思う。
ところが、桧山は敬遠された。
えーーーーっ!!!
それはないだろーーー
1アウト1,3塁で、
次のバッターは、西岡だった。
西岡がサヨナラヒットを放ち、ゲームセット。
勿論、ヒーローインタビューは西岡だった。
最終回の攻撃は、こんなドラマで幕を閉じたのであった。
やっぱり、野球は9回まで戦わないとね。
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