グラウンドでプレーしている選手達よりも、スタンドで応援している観客席のみなさんよりも、
私はその瞬間を少しだけ早く知った。
BSテレビで試合を観戦していた人も同じ体験者だと思う。
優勝が決まった瞬間に、誰も興奮していなかったので、あれ?と思った。
球場の電光表示が数秒遅れてからその情報を伝えた。
みんなが歓喜に沸いたのはその時だった。
その時、イチローは、2塁にいた。
タイムリー2塁打を打ったからだ。
試合は、ヤンキース黒田博樹、レッドソックス松坂大輔という日本人投手の投げ合いで始まった。
同じく地区優勝争いをしているオリオールズが負けたため、ヤンキースの優勝が決まったのである。
大リーグの優勝争いにこれだけ日本人選手が絡んでくるようになるとは、想像していなかった。
ヤンキースの選手達は、優勝が決まっても、とても落ち着いていたように見えた。
ワーーって弾ける感じがなかった。
胴上げもないし。
ペナントレースで阪神が甲子園球場でサヨナラ勝ちした時の方がずっと盛り上がっている。
イチローのインタビューもすごく冷静だった。
インタビューを受ける時には、既に興奮の絶頂期が過ぎているという意味の発言をしていた。
このインタビューの途中で、BS放送のチャンネルが切り替わったので、全部見られなかった。
肝心な部分が見えなくて残念。
ヤンキースの選手達が着替えたチャンピオンマークのTシャツとキャップが思い切り地味だった。
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