午後、突然かかってきた電話に出ると、小学校時代の同級生だった。
名前を聞くと、当時の顔やいでたちが何となく思い出され、懐かしいのは勿論だが、非常に驚いた。
いろいろ話をしているうちに、彼とは、幼稚園、小3~6年と同じクラスだったことが分かった。
でも、彼自身との関わりについては、何一つ記憶がなかった。
ただ、小学校の教室で、近くにいたという彼の存在は、確かに覚えている。
顔立ちとか、体型とか。ということは、彼にとっても、私についての記憶は同じようなものだと思うから、
それは、ある意味で恐ろしいことだ。
当時の先生や友達の名前が次々に出て、長電話をしてしまった。
思いがけない意外な情報があった。彼の初恋の相手が、当時私が仲良くしていた女の子だったり、
臨海学校の花火で大やけどをした男の子がいたり、何で、自分はそのことを知らなかったのか?
というような事件について、彼は詳しく話してくれた。
でも、悲しい報告もあった。仲良しだった女の子の一人が、15年位前に病死したことを告げられた。
今更悔やんでも仕方がないが、もっと連絡をし合えばよかった…
小学校時代は、暗い思い出が多いので、できれば、同級生達にはあまり会いたくないと思っていたが、
今日いろいろ話すうちに、少し気持ちが変わってきた。
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