昨日のボランティア活動での別の話。
そこの施設に一番早く出勤した職員から聞いた。
窓の外に、見知らぬ男が、ハサミとノコギリを持って、こちらを窺っていたというのだ。
一人でいる時、そんな状況に出くわしたら、恐ろしいだろうなあ。
結局、その人は、樹木の剪定をするボランティアの人だったらしい。怪しい人物ではなかった。
施設の教室から子どもたちが帰った後、一年生の男の子が、「帽子がない」 と言いながら戻って来
た。ロッカー、靴箱、教室の中と、私達も探したが、見つからない。
「どんな色の帽子?」 私が尋ねると、「白と青」 と彼は答えた。私は、野球帽を連想したが、もう一度
彼に聞いた。 「学校の帽子?」 すると、意外にも、「うん」 という返事。
えっ、野球帽ではなく、学校の制帽なのか? 赤白帽をかぶっている児童はいるけど。
白と青の制帽とはどんな帽子だろうと、悩んだ。
そこへ、同じ班の3年生の女の子がやって来た。彼がなかなか下校グループに戻って来ないので、様
子を見に来たのだろう。
「どしたん?」 女の子の問いに、私たちが、「帽子がないから探しているんよ」 と答えた。
女の子が、「それ、何?」 と言って、彼のランドセルの肩ベルトを指差した。
彼は、「ああ、ここにあった!」 と言いながら、ベルトに挟まっていた、白い物を抜き取った。
彼の着ていた服が白色だったので、保護色のようになっていて、私も気付かなかった。
でも、一番滑稽なのは、それに気付かず必死で探していた彼本人である。
学校の帽子は、白色、ツバの部分に、青いイニシャルが見えていた。
そして、目ざとく見抜いた3年生の女の子は、誰あろう、ちょっと前に、「ジーパンのサイズが違う」 と指
摘した彼女であった。
0 件のコメント:
コメントを投稿