夕べは、夜中まで、ごそごそと片付けをしていた。昼間は、エアコンも扇風機もない状態だったので、
作業がちっともはかどらなかった。翌朝がゴミ出し日なので、大ゴミ袋を車のトランクに積み込むため、
玄関から外に出た。すると、近所の家から、「パパ、やめて」「痛くないよ」「やめて、やめて」という会話
が繰り返して聞こえてきた。声の主は、お父さんと三歳くらいの娘と思われた。浴室からはっきりと聞こ
えてくる。熟年夫婦の家なので、孫の一家が遊びに来ているのだろう。えっ、もう盆休みなのかな?そ
れにしても、夜中の12時を過ぎているのに小さい子とお風呂とは!
父と娘のやりとりはしばらく続いたが、その後、「キャアー、やめて!キャー キャー!」という悲鳴に変
わった。我が家の中にまで、悲鳴が聞こえたようで、息子が慌てて飛び出して来た。「キャー」という叫び
声だけを聞けば、何か事件か幼児虐待でも起きているのでは、と思われそうであったが、そんな切羽
詰まった状況ではないと分かっているので、息子には説明した。
万が一事件になったら、「その時は証言しよう」と息子に言った。
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